第149回番組審議会

福島コミュニティ放送株式会社(FMポコは)下記のとおり、番組審議会を開催致しました。

■開催日時:2022年1月18日(火)

■開催場所:パセナカmisse 1F 地域交流スペース

■出席者:福地雅人委員長・梅津茂巳委員長・川村栄司委員・山我和久委員・遠藤武義委員

■モニター番組
『あつまれ☆子ども食堂』

■放送日時
①令和3年12月1日(水)16:10~16:25
②令和4年 1月5日(水)16:10~16:25
【毎月第1水曜日】

■番組コンセプト
 子ども食堂や子どもの居場所づくりに関わる方をお招きして、子ども食堂の様子や参加している方々の想いを伝えていく番組。
パーソナリティは、子ども食堂「よしいだキッチン」を運営しながら、子ども食堂の立ち上げ支援や活動のサポートを行っている「NPO法人ビーンズふくしま」の江藤大裕氏。
よしいだキッチンのHP、インスタ、twitterを連動して、子ども食堂や番組に関する問い合わせ・意見などを募り、地域の子ども食堂の情報を発信している。

■意見討議
・子ども食堂というのは非常に守備範囲が広い活動で、ただ子供たちに安心な食を提供することから、今回の番組内容のように居場所を提供するもの、勉学のサポートをするもの、いろいろな活動があり、一般にその理念が正しく理解されているかというとなかなかそうもいかないところがあり、そうなっている理由の一つには運営されている方が限られていて多忙を極めているということがあると思っている。少しでも多くの方に活動の範囲の広さを知ってもらい、また知ったのちに活動への参画、サポートをしていただくためにも、このようなコンテンツは非常に重要なのではないかと感じた。
・子ども食堂は『絶対的貧困を救う』というイメージだったが、実際の活動は子ども会のような地域の集まりに近いものだとわかった。番組を通して、世間の子ども食堂に対するイメージを払拭し、理解を深める機会となってほしいと感じた。
・実際の活動は当事者でないと分からないため、放送を通して発信していくことは大切だと思う。
・子ども食堂への支援は年々増加傾向にあると聞いている。今後は支援者と利用者をつなぐ橋渡しになるような番組内容も期待したい。
・利用されている子どもたちや保護者の声を取り入れることで、より共感や感動が生まれ、リアルな情報を発信できるのでないかと思う。
・15分という番組時間の短さもあり、少し説明不十分で分かりづらいところがあった。
・12月の放送がフリースクールの説明だったが、どんなものなのかがいまいち分かりづらかった。
・よしいだキッチンのSNSでも番組の情報を発信されていたのでより理解を深めることが出来た。
・語り口調からパーソナリティの情熱が伝わってきた。
・パーソナリティの声のトーンやテンポが良かった。
・子ども食堂は社会にとって必要な活動。主催者の皆さんへ心から、頑張ってくださいと伝えたい。
・これからも社会にとって必要な番組。継続して放送して欲しい。