第154回番組審議会

■開催日時:2022年11月8日(火)
■開催場所:パセナカmisse 2F  パセオスペース
■出席者:福地雅人委員長・梅津茂巳委員・川村栄司委員・林善克委員
■モニター番組
 秋の観光情報特別番組企画「観光情報!こらんしょふくしまへ!」

■放送日時
17:45~17:58
(『みんなのラジオ~FUKUSHIMA TOWN VOICE~』内コーナー)

9月20日(火)  ①高湯温泉観光協会 × 関口朋子
9月21日(水)  ②国見町観光:国見町役場 × 引田さいこ
9月27日(火)  ③桑折町観光:桑折町役場 × 安田いつ美
9月28日(水)  ④土湯温泉観光協会 × 古川ゆき枝
10月4日(火)  ⑤伊達市観光物産交流協会 × 藤倉みさえ
10月5日(水)  ⑥飯坂温泉観光協会 × 高橋ゆう子
10月11日(火) ⑦岳温泉観光協会 × 和合敦子

■番組コンセプト
この数年、新型コロナウィルスの猛威や自然災害等で、観光産業は特に打撃を受けてきた。そこで、秋の観光シーズンの誘客に関する旬な取り組み、イベント、特産物などの情報を福島市を含む近隣市町村の方々にご出演いただき、その地域の観光の情報発信と集客を促す情報発信番組をお送りしました。また、コミュニティ放送として、地元の方が改めて自らの地元を知る目的も加味している。
今年4月にもGWへ向けての同様の観光情報発信番組を制作しており、その時の出演団体は福島市内に限定した観光団体だったが、今回の番組は、福島市外の県北地方の団体へも広げました。今回、モニターいただいた内容は、福島市外の団体になります。

■意見討議
番組審議委員の方々の感想・意見

(蓮沼委員・書面参加 福地委員長代読)
・各地域の要所を押さえた情報が多く、実際に行ってみたいと感じた。
・情報は量より質を重要視していってほしい。
・国見の情報は名物「国見バーガー」をもっと深堀してほしかった。その後すぐにイベント情報告知するのがタイミング的にはベストだと思う。
・伊達は「ぐるっとパスポート」の話から、最後にイベント情報を取り上げていて聴きやすかった。
・伊達の紹介は特産品の「あんぽ柿」がさらっとしすぎていて残念だった。
・岳は福島市内の方は日帰り客が多いと思うので、グルメ情報を併せて紹介してほしかった。また安達太良山の簡単な登山、トレッキングの情報は、詳細なアクセス方法が要ると思った。

(川村委員)
・それぞれオススメ情報が満載で聴き応えのある内容だった。
・岳温泉は紹介者の体験に基づいた魅力の発信が印象的だった。ボタニカルアロマについては興味を惹かれた。
・番組冒頭に市町村の紹介が入っていたが、FMポコの受信エリア的には、位置情報は聴いている方々は既に知っているので、サイマル放送等、ネットで聴いている方々は別だが、ちょっと詳細過ぎる印象を受けた。
・各地の特色を紹介する場面では、紹介内容が季節とづれていて違和感があったところがあった。誘客の季節に併せて紹介した方が良いのではないかと思う。

(林委員)
・聴いてみて、福島市の近隣の地域なのに、知らない情報もあって良かった。
・国見はもう少し細かい情報が欲しかったと思う。
・岳は安達太良山の紅葉と温泉がメインだろうとは思ったが、出演者が山好きのためか、山中心の話になり、温泉地のカフェや日帰り温泉の情報が少ないように感じた。話題がリスナーへストーリーとして繋がると良かったと思う。
・イベントへのネットでのアクセス方法(検索キーワード等)を誘客のパスワードとして示してほしかった。これにより具体的な集客に繋がると思う。
・満遍なく地域を紹介する内容にするよりは具体性のある情報が欲しい。例えば、岳温泉にはソースカツ丼が有名な成駒さんというお店があるという点から、周りを周遊してみようと思わせるような内容にするなど、周遊コースの提案も一つの方法。番組構成を工夫すると良いのではないか。
・広域エリアへ対して、FMポコの受信エリアの訴求は大切だと思う。

(梅津委員)
・街の紹介など地域ネタを扱う番組は、コミュニティ放送として聴いていて耳障りが良かった。
・各地域の話題の選定を局側でしているのか?相手側でしているのか?が気になった。
・FMポコが各地域を紹介することで、各地域だけで話題を考えるのではなく、それが更に魅力的に育っていくような形が理想。
・聴取者の行動が次に繋がるような形で情報を紹介すると良いのではないか。例えば、国見町と桑折町は隣同士で同時に周遊出来る。広域連携という考え方で、お互いの街の情報を紹介し合うような形も良いのではないか。
・地域の魅力をFMポコ側が発見、提案し、営業につなげてほしい。

(福地委員長)
・放送枠が短いのが残念だったが、普段聞けないニッチな情報があって良かった。
・温泉やグルメ等、もっと情報を入り混ぜるといいと思った。
・話題の選定、コミュニティ放送としての取り組みは良かったと思う。