第167回番組審議会
開催日時:2025年1月21日(火)
■開催場所:パセナカmisse 2F パセオルーム
■出席者:福地雅人委員長 梅津茂巳委員 川村栄司委員
■モニター番組
「FCMIC 子どもと親のメンタルヘルス」
■放送日時
令和6年12月5日(木)・19日(木) 13:00~13:10 放送分
■番組コンセプト
子育てやメンタルヘルスについての最新情報やアドバイスを、専門家である「福島子どもと親のメンタルヘルス情報・支援センター(FCMIC)」センター長で児童科医の内山登紀夫氏とのトークの中で発信していくものです。今回は「自閉症についての誤解」を解説いただいた回を審議対象にしました。
■意見討議
番組審議委員の方々の感想・意見
(川村委員)
・子育て世代・当事者に対して重要な情報を伝えているので、これからも続けてもらいたい番組だと思った。
・自閉症に対する誤解に気づかされた。
・専門的な要素が多く、ラジオを通して耳で聴くだけでは理解するのには内容が難解だと思った。運転等、何かしながら聞いている人には余計わかりにくいと思う。
・Youtubeでも観てみたが、動画に字幕もついていて、とても分かり易く、内容も理解できた
・パーソナリティが内容を理解し、知識をつけた上で、内山教授から話を引き出そうとする努力は分かるが、ラジオだけではハードルが高いと思う。番組終盤に必ずFCMICのHPの紹介をして、興味のある人をHPに誘導する番組という位置づけでもよいのではないか
・内山登紀夫氏の声が聞き取りにくい。
・パーソナリティ(安田)が、最後にその日のテーマの内容の振り返りを云ってくれると良いのではないか。
・BGMが高く内容が聞き取れなかったため、調整が必要なのではないか
(梅津委員)
・テーマが「子育て」だったため、自分の考えと違っても聴くことができるかな?とは思った。リスナーもそういった意味合いでは聴けたのではないか
・核家族の時代に子育てというテーマがマッチしている
・「子育て」は良いのだが、「自閉症」というテーマは自体はどうなのかとも感じた。
・前半後半と分かれていたが、後半のワクチン接種と自閉症の関連性についての問いに対して「無い」との回答が出ているのなら、10分間聴かなくても、結論だけ述べればよいのではないかと思った。
・自閉症の定義・形をよく理解していないと、自閉症の原因が育て方ではないということを伝えられないと思う。
・専門の先生が出演する際は言葉の使い方や専門用語に気を付けなければ理解ができないと思う。
・育て方ではない先天性のものだという答えには、自分自身としては疑問に思った。何度も聴いたが内容が理解できなかった。それだけわかりづらかった。
・掲載された論文に対して専門医が間違っていると異議を唱えれば済んだと感じたが、掲載の論文が一般的に広がっていってしまった結果ではないかと思った。
(福地委員長)
・自身も子育てを経験したが、その中では、番組で聴いた常識とは違うと感じた。
・自らの子育てと違っているところが多かった。
・今、子育てしている人たちには参考になるとは感じた。こういう方々に話を聞いても良いのではないかと思う。
・若干、教授の滑舌が悪く、聴きづらさを感じた