第156回番組審議会

開催日時:2023年3月14日(火)
■開催場所:パセナカmisse 2F  パセオルーム
■出席者:福地雅人委員長・梅津茂巳委員・川村栄司委員
     蓮沼賢一・林善克委員・渡邉裕太委員
■モニター番組
 福島税務署「暮らしの税の情報」

■放送日時
 令和5年2月8日(水)・22日(水)OA分
 8:40~8:45放送分(『あさラジ☀762』内コーナー)

■番組コンセプト
 税に関しての豆知識や納税時期に合わせた情報等をラジオを通して発信するコーナー番組です。パーソナリティのみでの原稿読みや福島税務署の広報官の方々のご出演により構成される週一回放送のコーナー番組です。
 昨年5月まで放送していた福島法人会様提供の「わ!法人会(法人会ラジオニュース)」の終了決定後、福島税務署様からご依頼されていた納税時期の情報発信枠が無くなってしまうことを鑑み、福島税務署様の広報関係部署に直接交渉し、納税時期のみならず、毎週、税に関する情報や豆知識を広く情報発信することにより、税の大切さや納税時期の告知を目的としたコーナー番組です。福島税務署広報官の方から、毎月、月間の放送内容のスケジュールをいただき、それにそって、パーソナリティが情報原稿を生読みしたり、福島税務署の署長をはじめ、各担当部署の方々が出演したりして制作しています。税についての話をより分かり易くリスナーに伝えることも大きな目的としています。
 今回のご審議は、福島税務署様の新人職員2名の方にご出演いただいた2回分をセレクトしました。

■意見討議
番組審議委員の方々の感想・意見

(梅津委員)
・確定申告については入りやすかった。理解しやすかった。インボイス制度については、耳からの情報だけだと理解しずらかった。
・出演者とパーソナリティとのQ&Aの繰り返しの掛け合い形式が聞きやすかった。
・話の中に具体的な数字が入ると驚きがある。延滞税のシミュレーションなどが入ると、リスナーがドキッとして申請が早くなるのでは?
・原稿読みの回はリスナーが理解しやすくなるための工夫が必要だと感じた。

(渡辺委員)
・確定申告の方は分かりやすかった。広報官の方ももう少しくだけた話し方をした方がわかりやすいと思った。
・インボイス制度については難しい言葉が多く内容を詰め込みすぎている感があった。
・5分間という短い時間で、言葉だけで伝えるのは部分的に整理した方が良い。

(蓮沼委員)
・確定申告については、聞き手が居るので、リスナーも分かりやすく聞けたことは評価できたと思う。オンライン申請が多くなったことはよく分かったと思う。
・8時40分頃からの放送だと、聞けるリスナーが限られている、再放送を検討してはどうか?
・インボイスの話は、難しい内容だったこともあるが分かりにくかった。

(林委員)
・オンライン申請の件は、もう少し詳しく話してほしかった。
・インボイス制度については、業種ごとに例に挙げて情報発信すると良いのではないか?

(川村委員)
・パーソナリティとの掛け合い形式の方が聞きやすいし、内容も理解しやすかった。
・e-Taxの利用状況85%が印象的だった。それ以外の情報はホームページでも確認できるので、事例紹介や注意点など、即効性の高い情報を取り上げたほうが良いと思った。
・継続的に聞きたい内容もあるので、次回の予告などを入れてもらえるとありがたい。

(福地委員長)
・自分も確定申告の際にスマホを利用しており、その利便性については、パーソナリティとの掛け合いの方が、内容はよく理解が出来た。
・インボイス制度については、まだ内容が分からない方も多いと思うので、ラジオで聞いてもわかりづらいのではないかと思う。まだ内容が浸透していないため、Q&A方式の方が良いと思う。8:40からの放送時間は少し遅い気がする。次回の予告は是非入れてほしいと思う。